ホームページ作成のポイント
ホームページの役割、目的を明確にする
初めに、あなたのホームページの役割、目的はなんなのかをハッキリさせておきます。
情報発信なのか、何か販売をするのか、イメージ戦略なのか、広告なのかなど、目的によって作り方も変わってきます。
例えば、頻繁に更新するのであれば、更新がしやすいブログを使うことも考えられますし、イメージ戦略であれば、アート的な制作ができる業者を見つける必要があります。
mixiのような会員向けコミュニティを考えているなら、ホームページよりは、コミュニティ用のシステムを利用したほうがいいです。
また、販売するのであれば、ショッピングカートのようなプログラムが必要になるかもしれませんし、お客様からの反応を知りたい場合や、問合せを受けるのであれば、お問合せフォームを設置すると親切ですね。
このように、役割、目的によって、利用する業者やホームページの構成、使用するプログラムなどが変わってきます。
競合サイトのチェック
もし、あなたのサイトと同様のサイトがすでにあるなら、デザイン、キーワードなど、色々参考にします。
ただし、参考サイトがあまり元気がないようなら、なぜうまくいってないかを考えます。
元気なサイトをいくつか見て、何か共通点などがあれば、あなたのサイトでもできることなのか検討してみます。
使っているキーワードもわかれば、SEO対策でアクセスを増やしているのか、PPC広告でアクセスを増やしているのかなども分かってきます。
ターゲットを設定する
ターゲットは、あなたのサイトに、どんな人にアクセスしてもらいたいのか、と言うことです。
情報発信なら、誰がその情報を必要としているか、何か販売するなら、それを購入する人はどんな人か、ということです。
もちろん、できるだけ多くの人にアクセスしてもらいたいのが心情ですが、例えば、女性向けの情報や商品なら、デザインも重要な要素になります。
もし、男性向けならある程度の見栄えがあれば、使いやすさ、分かりやすさのほうが重要になります。
ターゲットによっては、言葉の使い方も変わってきます。
年配向けなら、少し丁寧な表現のほうがいいでしょうし、若い人向けなら、ちょっと砕けたほうが伝わりやすいかもしれません。
初めから、1つのサイトで、オールマイティに対応しようとせず、まずはターゲットを絞って実績を作り、徐々に広げていくほうがいいです。
キーワードを決める
キーワードは、あなたのサイトをどんな言葉で見つけるのかと言うことです。
あなたも、何か情報を見つけたいとき、検索サイトでキーワードを入力して探しますよね。
よくある思い違いが、新商品をインターネットで販売しようとするとき、その商品名をメインキーワードにしてしまうことがあります。
新商品ですから、まだ誰もその商品名を知らないわけです。
これでは、あなたのサイトを見つけてもらうことができません。
ここでターゲット設定が重要になってきます。
その商品を使うのは、どんな人か、その情報を必要としているのはどんな人か。
そうすると、必要なキーワードが決まってきます。
広大なインターネットでは、適切なキーワードを考えておかなければ、見つけてもらうことさえできずに、アクセスのないホームページになってしまいます。
また、アクセスがたくさんあるのに、商品が売れない、お客様の反応がないといった場合は、適切なキーワードでアクセスしてないので、その商品、情報を必要としている人がアクセスしているわけではないのかもしれません。
キーワードに関しては、良く考えて設定してください。
特にSEO対策などをする場合、外部からのリンクを作りますが、せっかく外部リンクを作っても、キーワードが異なっていると、意味をなさなくなるときもあります。
まずサイトを作ったら、ターゲット、キーワードが合っているか、早い段階で検証するほうがいいです。
尚、ホームページの場合、アクセス解析を設置すれば、どんなキーワードでアクセスしているか統計で見ることができます。
自分で作るか、業者に依頼するか
最近は、自分で勉強してホームページを作る人も増えてきました。
ただ、作ろうと思ってから、勉強を始めると実際にホームページが出来上がるまでにかなり時間がかかりますし、少々見劣りすることもあります。
費用を削減するためには、自分で作るほうがいいですが、時間を節約するのであれば、業者に依頼するほうがいいでしょう。
業者にもよりますが、段取りや、制作時の注意点なども把握しているでしょうから、時間を有効に利用できます。
ただ、更新作業やSEO対策を行うことを考えれば、あなた自身も勉強しておいたほうがいいでしょう。
弊社でも、更新作業や修正で費用をいただくことになりますし、タイムリーに対応できない場合がありますので、できるだけクライアント様が修正しやすいように、データ作成については工夫しています。
特に、情報提供サイトや、販売をしているサイトでは、この日までに修正したいとか、このタイミングで修正しないと、という場合がよくあります。
そんな時、業者の対応待ちではつらいですよね。
最初の制作は業者、更新はあなた、そして大きな変更、拡張などの場合は業者に依頼してもいいですし、何度も修正しているうちに、あなたが対応できるようになっているかもしれませんね。
こんな流れのほうが、時間と費用を有効に使えると考えています。